なかよし活動や通学団などでお世話になった６年生に、今までの感謝の気持ちが伝わる出し物をしたいと子どもたちが意見を出し合いながら考えました。そこで、学校を引っ張ってきた６年生なら学校のことは詳しいだろうと考え、「学校クイズ」を企画しました。準備の時には、「６年生が移動できるようにした方が盛り上がりと思う！」「６年生に何かプレゼントをあげたい」など、どうしたら笑顔で卒業式を迎えられるかを学級全体で会議を開いて考えました。６年生の気持ちを思い、４年生みんなで助け合い、支え合いながら準備をする子ども達の姿に大きな成長を感じました。来年には高学年になります。今年の６年生のように、自ら進んで行い・関わり合い、認め合えるような祖小っ子に育ってほしいと思います。

　お楽しみ会では、子どもたちで計画を立て、会を進行することができました。「４年生も最後だからみんなにアンケートをとろう」「転校する友達のためにその子がやりたいことをしよう」などみんなの気持ちを考えて案を出し合い、全員で手紙を書きました。１年間通して自分の事だけでなく、相手の気持ちを考えて行動する力が大きく育ったと感じ、うれしく思います。また、修了式では「何ができるようになったのか」という視点で１年間を振り返り、来年度の目標を具体的に立てました。目標を真剣に考える姿から、大きな成長を感じました。これからは学級だけでなく、学校全体を引っ張っていけるような高学年になってほしいと思います。

　

　　４年生は、「地球を守る！エコ戦隊！」というテーマで、１年間通して環境について学習しました。１学期には、バナナ園見学やホタルの学習を通して植物や動物が生きる環境について学んだり、社会科や校外学習を通して、ゴミ処理の方法や木曽三川の環境についても学習したりしました。その中で、さらに詳しく調べたいことをタブレットで調べ、グループでまとめました。発表準備の中で、「どうしたら自分たちは環境を守れるか」と言う視点でグループの友達と話し合いをしながら進んでまとめる姿が見られました。今の環境に関心をもち、地球の未来を考えてまとめることができました。今回の経験を生かして、自らの行動を振り返り地球の未来を考え、進んで行動できるようになってほしいと思います。