問題発生‥そんな時は 先生をドーンと頼って! 
                                                  

何かあったら担任に相談を

 学校は集団生活の場です。いろいろな個性をもった友達や先生と過ごすなかで、人間関係のありかたを学んでいくことはとても大切なことです。そして、時には人間関係がうまくいかなくなったり、思わぬトラブルにあったりすることもあるでしょう。また、早く解決しないと、たとえば「いじめ」のような深刻な問題になってしまうこともあります。お子さんに何か問題が起こったら、あるいは何か気になることがあったら、なによりもまず担任の先生と連絡をとってください。電話をしたり、手紙を出したり、また連絡帳に書くなどの方法で、気軽に相談してみてください。担任の先生は、家庭と学校をつなぐ「窓口」なのです。

学校でお子さんに起こりうる問題

 学校生活でお子さんに起こるかもしれない問題は、たとえば次のようなものがあります。

*ケガをするようなケンカをした
*誰かからいじめられている・誰かをいじめている


 これらの問題は、お子さんにとってはもちろんですが、クラスにとっても大問題です。当事者だけではなく、クラス全体の友達関係にも影響が生じるからです。またそれらは、場合によっては、相手のお子さんや保護者の方も関係する問題です。こうしたときには、担任の先生を通した話し合いなどによって解決していくことが必要でしょう。
 
学校への不信や不満についても気軽にご相談ください

 クラスの様子や担任の先生の指導について、保護者の皆さんは、お子さんから直接聞くことが多いでしょう。友達とのトラブルで先生がこんなことを言っていたとか、宿題についてこんなことを言っていたとか・・・・・。お子さんが学校のことを家で話してくれるほど、保護者の皆さんも学校の様子がわかり、お子さんとの会話も活発になるものです。
 しかし、場合によっては、お子さんからの情報が誤っていたり、一部だけを伝えてしまったりすることによって、保護者の皆さんが担任や学校への不信をもつ場合も見かけられます。また、その不信や不満があたっている場合もあるでしょう。それをそのままお子さんの前で話したりすると、不信感がより強くなり、保護者と担任との意識のすれ違いが生まれてしまいます。
 お子さんから聞いた話で担任や学校に対する不信・不満が生まれそうなときには、やはりまず担任と連絡を取りあってください。電話や手紙、連絡帳などを通して話し合うことによって解決する問題も多くあるようです。
 また、担任と連絡を取りあっても解決しない場合や、担任に伝えられないで悩むこともあるかもしれません。そんなときには、これまでに出会ってきた先生や生活指導の先生、また校長・教頭などの管理職に連絡をとるのも、解決方法のひとつです。丸甲小学校としては、保護者の皆さんの声を大切にし、柔軟に対応していく用意があります。
 なによりもまず、不信や不満があれば、その原因となった事実を確かめることが大切です。そして、目の前のお子さんを大事にするという視点で、学校と家庭が協力していく関係をつくることが必要です。