子どもの勉強を見守る 家での勉強で気をつけること
                                              
宿題をきちんとやろう。
 学校では、子どもたちの大きな負担にならない範囲で宿題を出しています。宿題で比較的多いのは、漢字の書き取りや計算問題などのように、繰り返して習熟しなければならないものが中心になっています。
 漢字の読み書きやかけ算・わり算などは、授業で習っただけではうまく使いこなせません。習ったことをお子さんが完全に身につけるためには、やりかたを覚えるだけではなく、何度も繰り返して練習し習熟していかなければなりません。宿題はそのために出されているのです
 また、時には「家でのお手伝いを3つ」のように、家庭での自分の役割について考えさせるような宿題を出すこともあります。このような宿題は、お子さんが自分で考え学ぶ態度をやしなうものです。
 家庭では、お子さんが落ちついて宿題に集中できる時間をとってあげてください。また、宿題を手伝うのではなく、できれば宿題をやったかどうかの確認をしてあげてください。
家庭での学習環境も整えよう

 学習環境といっても、本をどんどん買い与えるとか、子ども部屋を確保するなどといったことではありません。お子さんが物事に興味をもって学べるように気を配ってあげることが大切です。
 時にはテレビ番組だって有効なことがあるのです。いっしょに見ながら子どもに問いかけてみたり、いっしょに考えてあげたりするのもいいでしょう。
 お子さんの家庭学習については、低学年から習慣にすることが望ましいのですが、その意味でも家庭の支援が必要です。
 
疑問があればいつでも先生に相談してね
 「うちの子どもが苦手なのはどこか」「家庭でどのように勉強させたらいいか」など疑問があればいつでも担任に相談してください。お子さんの学力面でどこに壁があるのか、どうすれば乗り越えられるのか一番知っているのは、やはり担任です。
 お子さんの弱点を家庭と学校との協力で克服していきましょう。