2020年6月14日(日)
 
全校一斉で道徳の授業に取り組みました。本来は,学校公開の折に全学級で道徳の授業を参観していただく予定でしたが,新型コロナウイルス感染症対策のため,参観を行うことができませんでした。
 そこで,このホームページで各学級の授業の様子を順次紹介いたします。


 

1 年 生
<教材について>

 
教材名 「あかるい あいさつ」

 
ねらい 「自分も相手も気持ちよくなるあいさつとはどのようなあいさつか考え,気持ちのよいあいさつをしようとする実践意欲と態度を育てる。」

<授業の内容> 


 教科書の挿絵と照らし合わせながら,今までの自分はその場面に応じたあいさつができていたか振り返りました。そして,自分も相手も気持ちのよいあいさつとはどのようなあいさつなのか考え,それをもとにロールプレイを行いました。その後,友達のあいさつを見て,どのような言い方をすると気持ちがよくなるか話し合いました。児童は,友達のあいさつの様子を見たことで,相手の目を見てあいさつしたり,心を込めてあいさつしたりすることが大切だと気付くことができました。
 最後には,これからあいさつをする時に気をつけたいことを発表したり,どのようなあいさつを特に頑張りたいかを決めたりすることで,実践意欲を高めることができました。
 これからは,学んだことを生かして,お互いに気持ちのよいあいさつを実践していってほしいと思います。
 

 

2 年 生
<教材について>

 
教材名 「あいさつ月間」

 ねらい 「気持ちのよい挨拶とはどんなあいさつか考え,気持ちのよいあいさつや言葉遣い,動作などをしようとする実践意欲と態度を育てる。」

<授業の内容>
 
日常生活の中で,あいさつを交わす場面を想定し,「気持ちのよいあいさつ」について考える教材です。その1つが,横断歩道を渡った子どもが,止まってくれた車の運転手の方に対してお辞儀をする場面でした。
 横断歩道を渡った子の声は聞こえなかったのに,「気持ちのよいあいさつだったね」と言った父の言葉の意味を考え,みんなで意見を出し合いました。
 その後,自分が考えた気持ちのよい「おはよう!」というあいさつを実際に声に出してやってみるとともに,今まで何気なくしていた「おはよう」というあいさつとの違いについて話し合いました。
 児童は,同じ「おはよう」という言葉でも,声の高さや抑揚,動作,目線などの違いによって,気持ちがよいと感じるあいさつになることに気付くことができました。
 あいさつはもちろん,一つ一つの言葉や動作に気持ちをこめて伝え合えるようになってほしいと思います。
 

 

3 年 生
<教材について>

 
教材名 「やめられない」

 
ねらい 「節度のある生活をするためにはどんなことが大切か考え,規則正しく生活していこうとする判断力を育てる。」

<授業の内容> 

 新しく買ってもらったゲームに夢中になるあまり,ゲームを優先して夜更かししてしまう主人公に関する教材です。
 主人公の生活について考え,自分だったらどうするか問題解決的に学習に取り組みました。
 節度に関する事前アンケートを行ったことで,自分の経験と重ね合わせることができ,児童はついつい自分の好きなことに夢中になってしまう主人公の姿勢を共感的に受け止めていました。その上で,節度ある生活を送るためには「お母さんの言うことをしっかり聞く」「ルールを決めておく」ことなどが大切であると発表することができました。
 自分を律することは大人でも難しいことです。人間のもつ弱さを受け入れつつも,後悔しないように強い心をもって,規則正しい生活を送ってほしいと思います。
 

 

4 年 生
<教材について>

 教材名 「わたしのひらく日」

 ねらい 「友達のよいところを伝え合う活動を通して,自分の長所に気付かせるとともに,長所を伸ばそうとする心情を育てる。」

<授業の内容>

 友達のよいところを伝え合う活動を通して,自分の長所について見つめ直しました。その後,伝えてもらったよいところをもとに,長所をどう生かしていくかを考えました。
 初めは「長所なんてない」と感じていた児童も,友達との交流を通して自分の長所に気づくことができました。そして,その長所を「工作が得意なことが長所だから,図工の時間に友達にこつを教えてあげよう」などのように具体的な学校生活の場面で生かそうとする実践意欲へとつなげることができました。
 みんなの長所を発揮し合って,何にでも前向きに取り組んでほしいと思います。
 

 

5 年 生
<教材について>

 教材名 「夢を実現するためには」

 ねらい  「大谷翔平選手の実践を通して,夢や目標を実現するために大切なことを考え,その達成を目指して努力しようとする気持ちを育てる。」

<授業の内容> 

 メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校生のときに書いた目標達成シートを見ながら,大谷選手がどうして夢を実現できたか考えました。その後は,児童自身も夢や目標を設定し,大谷選手と同じように目標達成シートを作成しました。
 児童は,目標を具体的に設定することで努力を積み重ねていった大谷選手のすごさを感じながら,自分の目標に向かって今からできることを目標達成シートに一生懸命書くことができました。
 児童それぞれが前向きに努力を積み重ね,大谷選手のように夢や目標を実現してほしいと思います。
 

 

6 年 生
<教材について>
 
 教材名 「ぬくもり」

 ねらい  「自分の長所に目を向け,長所を伸ばそうとする態度を育てる。」

<授業の内容>
 
 最初は自分に自信がもてず消極的だった主人公が,友達の発言をきっかけに自分の長所に気付き,それを進んで生かそうとする内容の教材です。
 授業の中では,主人公の心情を理解するだけでなく,『なぜ長所を伸ばすことが大切なのか』についても考えました。
 児童は,「長所を伸ばすことで,将来人の役に立てる」「長所を伸ばすことは,自分に自信をもつことにつながる」など,それぞれの考えを記述したり発表したりすることができました。
 どの児童にも必ず長所があります。「自分の長所は〇〇です!」と自分で言うのは少し照れくさいかもしれませんが,小学校生活最後の1年間で少しでも多くの長所を見つけ,見つけた長所をさらに伸ばして,自信をもって中学校に進学してほしいと願っています。
 

ひ ま わ り 1 組
<教材について>

 教材名 「あかるいあいさつ」

 ねらい  「自分や相手にとって,気持ちのよい挨拶を実践しようとする意欲と態度を育てる。」

<授業の内容>


 教師や上級生がロールプレイングを行うことで下級生に見本を示しながら,気持ちのよい挨拶の仕方について学習しました。教師と児童によるロールプレイングを取り入れたことにより,児童は『自分もやりたい』という気持ちが高まり,いつもより集中して授業に取り組む姿が見られました。また,ポルトガル語の挨拶も学んだことで,異文化交流にまで発展させることができました。挨拶の大切さに気付き,自分から進んで挨拶ができる児童になってほしいと思います。
 

ひ ま わ り 2 組
<教材について>
<授業の内容> 

 

ひ ま わ り 3 組
<教材について>

 教材名 「あいさつ名人」

 ねらい  「相手の立場や気持ちに応じた挨拶や言葉遣いをしようとする判断力や心情を育てる。」

<授業の内容> 

 主人公である「ぼく」の挨拶と,友達の「せいやくん」との挨拶を比較しながら,本当の「あいさつ名人」になるためにはどんなことが大切であるか考えました。授業では,ミニホワイトボードを活用して自分の意見を整理したり,登場人物の挿絵に吹き出しを付け,気持ちを想像したりすることで,進んで自分の考えをもって発表することができました。また,登場人物それぞれの挨拶の仕方のよいところを見つけることにもつながりました。
 本当によい挨拶とは,「相手の気持ちや立場を考えてする挨拶」だと気づいて,今後の自分の行動にも生かしてほしいと思います。


戻る