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 健康を守る  
  次の考え方に立って、学校を再開します。 
  学校における感染リスクをゼロにするという前提に立つ限り、学校に子供が通うことは困難であり、このような状態が長期間続けば、子供の学びの保障や心身の健康などに関して深刻な問題が生じることとなる。
 この感染症については持続的な対策が必要であることを踏まえれば、社会全体が、長期間にわたりこの新たなウイルスとともに生きていかなければならないという認識に立ち、その上で、子供の健やかな学びを保障するということとの両立を図るため、学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ段階的に実施可能な教育活動を開始し、その評価をしながら再開に向けての取組を進めていくという考えが重要である。
 「学校における新型コロナウイルス感染症に関する懇談会」新型コロナウイルス感染症対策の現状を踏まえた学校教育活動に関する提言(R2.5.1)抜粋
重要 
① 免疫力を高めるために、十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事を心がけるよう指導します。 
② 3密を避ける生活を心がけるよう指導します。密閉「換気の悪い密閉空間」、密集「多くの人が手の届く範囲に集まる」、密接「近距離での会話や大声での発声」 
③ コロナウイルスを話題にした「いじめ」「からかい」などをしないように指導します。  
 登校前に
① 毎朝検温せき等のかぜ症状がないことを確認し、健康観察カードに記入し、捺印してください。  
② マスクを着用して登校させてください。  
③ 発熱かぜの症状があるときは登校させないでください。 
④ ハンカチやタオルの準備をしてください。「手洗いに始まり、手洗いに終わる」学校生活を送ることになります。 
⑤ 登校後、児童の健康に異常が見受けられた時は、直ちに迎えに来ていただきます。 
 登下校・学校到着時・学校生活で
① 安全な登下校、特に不慣れな1年生が安全に登下校できるよう指導します。  
② 昇降口アルコール消毒をするよう指導します。 
③ 教室では、できるだけ席の間隔を空けるよう指導します。  
④ 休み時間ごとに窓を開けるなど、換気に配慮します授業中は上窓を対角線上に窓を開けておきます。 
⑤ 給食の前後、外から教室に入る時、トイレの後などでこまめな手洗いを指導します。 
 熱中症対策として(R2.6.22追加)
① 水分補給汗ふきをこまめにするよう声をかけます。
② 一日のうちで何度か、児童同士の距離をとった上でマスクを外して体を休ませるよう声をかけます。 
③ エアコンを運転しつつ、換気のために、終日天窓を、休み時間にはその他の窓も開けます。
④ 体調がすぐれないときには、担任の先生にすぐ申し出るように指導し、早めに休憩をとらせます。 
⑤ 熱中症指数を随時測定し、危険と判断される場合には、屋外での活動を中止します。 
⑥ 遊びや運動で上がった体温を下げるために、体育館前にミストシャワーを設置します。
★ ご家庭へのお願い★
① 必ず水筒と汗ふきタオルを持たせてください。
② 首に巻くような冷却タオル等を登下校時に使用していただいても結構です。
③ しっかりと朝食を摂らせてください。
 登下校について(R2.6.22追加)
 登下校時のマスク着用について大変心配しておりました。「苦しくなってきたら我慢しないで、人と離れてマスクを外して深呼吸をしなさい」との指示は出していますが、小学生には難しいのが現状です。
【登校時】 これまで通り、マスク着用で登校させてください。(R2.6.22時点)
【下校時】下校時の暑さ指数(WBGT)をもとに総合的に判断して、担当の教員から「今日はマスクを外して、ポケットにしまって下校しなさい」と児童に指示を出します。 
暑さ指数(WBGT):人体の熱収支に与える影響の大きい①湿度、②日射。輻射など周囲の熱環境、③気温の3つを取り入れた指標のこと
※ なお、登校時やマスクを着用しての下校時でも、苦しいときは自分で判断してマスクを外しても良いと、引き続き指導していきます。
※ また、マスクを外すときは、着用時以上に、友達とのお喋りを控え、距離をしっかり取って歩くように指導します。
※ 登下校時のマスク着用については、新型コロナウイルスの感染状況と気温の上昇を鑑みながら、感染防止対策と熱中症対策が上手く両立できるように、注意深く対応していきます。
 
 【過去資料】完全再開に向けた行程